伝票用語集

伝票業界で使われている専門用語です。
お問合せやご注文の際にご活用いただけますと幸いです。

伝票業界で使われる専門用語について

Q.単式伝票とは?

A.1.枚ずつ単独に記入して使用する伝票のこと。50枚~100枚を1冊にしてのり付けしてあり、ミシン入りで控えの残るものと残らないものがあります。主に上質、色上質紙で印刷します。

Q.複写伝票とは?

A.複写ができる伝票のこと。紙の間にカーボン紙をはさんで用いるもの、紙の裏にカーボンインキを塗布、印刷されたもの、紙の裏表に特殊な加工をしたノーカーボン紙を使用した物などがありますが当社では裏面にカーボン引加工をした紙の印刷はしておりません。

Q.CCP(ノーカーボン紙)とは?

A.英語でカーボンレス・コピー・ペーパー(Carbonless Copy Paper、略称CCP)と言います。
「上用紙」「中用紙」「下用紙」という紙の種類があり、この紙の組み合わせで複写が可能となります。

Q.ハイコピー紙とは?

A.新型樹脂タイプ複写用紙の種類です。(当社では取り扱いをしておりません。)

Q.クロス巻表紙とは?

A.表に上質紙(白)、裏に厚手のボールを使用した製本です。

Q.共刷表紙とは?

A.中身と同じ内容が印刷がされた表紙。ひとめで中身がわかるため見分けがつきやすくなっています。

Q.別刷表紙とは?

A.中身とは別で印刷された表紙。無地・文字等レイアウト可能です。
『自○年○月○日~至○年○月○日』などの日付やタイトルを記入出来ます。

Q.天のりとは?

A.上または左にのり付け加工をするものです。
伝票やメモ帳など用紙を1 枚ずつ切り取って使用できるようにした綴じ方です。

Q.セットはずしとは?

A.2 枚以上で1 組となっている複写伝票。又は2 枚以上で1 組となっているペラ丁合された印刷物のこと。
冊子の形に製本せずに1 セットずつで綴じる方法。申込書などお客様に渡して記入してもらう伝票などに便利です。
CCPのみでの対応になります。

Q.下敷代用とは?

A.折り返し下敷き・巻き下敷き・コの字下敷きとも呼ばれます。
伸ばした背表紙をぐるっと回して、複写伝票を書くときに下敷きにできるようにした製本です。

Q.下敷挟み込みとは?

A.伝票に挟み込めるように伝票と同等サイズで作成した下敷き。
※当社は5冊に1枚無料でお付けしています。

Q.No(ナンバー)入りとは?

A.伝票に番号の印刷を行います。当社では、領収書・納品書/ 請求書・特注・そのまま伝票にてオプションで入れる事ができます。

Q.ミシンとは?

A.単式伝票では小切手・領収書などの控えは残しておくが本書は切り離す、複写伝票では控えの1 枚は残してあとは切り離すなどの時にミシン目を入れます。
複写伝票の場合通常は2 枚目以降に入れますが、1 枚目からすべてにミシンを入れることを共ミシンといいます。
当社では、領収書と、オプションにて納品書/ 請求書・レーザープリンタ用紙にてミシン目の選択可能です。

Q.ジャンプミシンとは?

A.ミシン目が途中でとまりジャンプしている形に見える事からこう呼ばれています。用途として振込用紙、葉書付き応募用紙、クーポン券などです。(ミシン目がL字・T字・コの字などになるもの) 

Q.ストップ加工(減感加工)とは?

A.複写印刷物を構成する場合、特に任意のページの特定の場所に対し、ノーカーボン紙の複写効果を無効(つまり写らないようにすること)にする効果です。
例えば、CCP で作成された受領書の「受領印欄」のみ、複写しないようにする時など特殊な溶液を任意の箇所に塗布することによって可能となります。この指定を行う場合には、必ず版下原稿に無効箇所を指定する必要があります。小ロットの場合は、オンデマンド印刷の為、白トナーによるストップ加工となります。

Q.穴とは?

A.A4などの単式にファイル穴を2穴、4穴を入れる事。20穴、26穴、30穴などはドンコ穴とも言う。

Q.別版(異版)とは?

A.複写の場合、1枚目、2枚目以後が同じ版でない場合。(タイトルのみが異なる場合も別版となります)

Q.同版とは?

A.複写の1枚目以後が全て同じ版(版のみ)で印刷する場合。

Q.校正とは?

A.印刷物を印刷する前の段階で、校正刷の誤りや体裁上の不備などを原稿と照らしあわせて訂正すること。

Q.責校とは?

A.「責任校了」の略です。訂正が少なく、もう1 校取る必要はないと判断され、「印刷所の責任において校了にしてください」という意味と、編集部サイドで「責任をもって校正いたしました。後の直しはよろしくお願いします」という意味の2 つがあります。
ここで校正が完了します。

Q.校了とは?

A.校正が完了すること。校正者や編集者または著者によって校正された校正刷は印刷会社に戻され記入された訂正の指示にしたがって差し換えなどが行われます。再校、三校を重ねて校了となります。